平成29年2月26日(日)に社会奉仕事業である吉田山植樹を当クラブ会員14名、ご家族1名の合計15名と地域住民の方や吉田神社の関係者などが参加して午前9時より吉田山の清掃、下草刈り、桜の植樹の作業を行いました。
この取り組みは吉田山を再生しようと当時の福井晟社会奉仕委員長が主導して吉田山の里山を再生する会を組織され、吉田山植樹は2008年度から行われて今年度で8年目になりました。社会奉仕委員会のみならず環境保全委員会をはじめ、当クラブ会員各位のご協力のおかげで吉田山を豊かな里山にするという目的に成果を着実にあげてきました。この社会奉仕事業は今まで地元の方々や京都大学、行政やボーイスカウトなどの協力もあり、幅広い奉仕事業として高い評価を受けてきました。当クラブの定款及び細則の第5条五大奉仕部門の中で、社会奉仕はクラブの所在地域または行政区域内に居住する人々の生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取り組みから成るものであると定められており、吉田山植樹は着実に成果を上げてきています。
堤会長の挨拶の後、吉田山に上り9本の桜の若木を植木屋さんのご指導のもと、9班に別れて植樹を行いました。天気にも恵まれ参加した皆さんも満面の笑みがあふれ、私も子供がまだ幼稚園の時に一緒に植樹に参加したのを懐かしく思い出しました。今回を含めてこれまでに植樹した桜が約70本、もみじが10本で植樹した桜、もみじが無事に美しい花が咲くのが待ち遠しいです。
吉田山植樹作業の後、吉田神社参集殿において11時より社会奉仕フォーラムとして京都大学準教授深町加津枝先生を講師に「吉田山里山の管理のあり方」と題して、地域住民の方々と今後の植樹の進め方や桜の管理などについて意見を交わしました。これまでの吉田山の清掃、下草刈り、桜の植樹をしてきた成果や吉田山から京都大学など市内の景色を見下ろす事ができるようになった事例などスライドを交えて話があり、今後もこの活動を継続する必要性を実感しました。
最後に地元を代表して福井会員が「吉田山のオタマジャクシ」の話をされて和やかに社会奉仕フォーラムが無事終了いたしました。また会員の皆様にはご協力、ご参加いただき誠にありがとうございました。