3月3日吉田山植樹の記

社会奉仕委員長 和田行弘

3月3日日曜日、今日は京都東ロータリークラブの社会奉仕フォーラムの日でもある。桜の植樹と清掃は今回11年目を迎えますが、震災の年の中断があるため今年で区切りの良い10回目となった。そこで以下のスケジュールで実施した。

午前9時  吉田神社社務所前集合、植樹と清掃作業
午前11時  一般参加の社会奉仕フォーラム テーマ「吉田山の環境を考えよう」
午後12時30分  クラブ会員の懇親会 於:京都大学時計台下「ラ・トゥール」

植樹作業は午前8時に雨天の場合は中止となるが、さいわい朝の間は雨が降らず無事実施することができた。社務所前にはクラブ会員22名と家族1名、それに米山奨学生の呉くんと「吉田山の里山を再生する会」「吉田氏子講社」のメンバーや地元の方々約150名が集合した。(下記の協賛団体参照)吉田山の里山を再生する会代表の福井会員、京都東ロータリークラブ副会長の山岸会員の挨拶の後、植樹作業を行なった。

さて植樹と清掃であるが、今回も10本の幽斎桜の苗を植えた。植木職人の津田さまから例年と同様植え方を説明いただき、各班に分かれて植樹した(植え方の詳細や名前の由来は前回までの会報、または京都東ロータリークラブのホームページを参照)。われわれが担当したところには以前に植えた桜の苗木が転がっており、水遣りなど後の手入れの重要性を痛感させられた。植えることよりも育てる事の大変さは人も植物も同じで、伊東会長のテーマ「思いやりの心で友愛奉仕」の何事にも「思いやりの心」の必要性を実感させられた。

11時より吉田幼稚園の2階においてフォーラムを開催した。今回のテーマは「吉田山の環境を考えよう」である。長谷川会員も参加され、山岸副会長の挨拶で開会した。まず福井会員から吉田山の戦前からの様子をお聞きした。ついで京都大学大学院地球環境学堂准教授深町加津枝氏より里山の自然と人の共生することの重要性、街の中のオアシスとしての吉田山を再生する方法についてお話を伺った。平安時代から江戸時代にかけての吉田山が集約的に利用されている姿を絵図で拝見し、さらに古い写真による明治時代からの姿など福井会員以前の様子を見せていただいた。吉田山を神社の森としてのあるべき姿と人や自然など内外からの視点で見据えた場合、過去の何百年間と続いてきた森の集約的な管理方法に見習うべきことや、吉田山をめぐる自然と文化を大事にしていくことが京都の豊かな森として育てられることになるなど、大いに触発されるお話であった。講演後も参加者の方々から活発な質疑応答がなされ意義あるフォーラムとなった。今回、左京区役所の方々も参加されお礼の言葉をいただいたことを付け添えておく。

その後京都大学時計台下のフランス料理店「ラ・トゥール」において懇親会を開催し、深町先生も交えて作業後のお腹を満足させた。なお、今回福井会員の尽力によりわがクラブ主催の名前の入ったポスターが制作できたことを付け加えておく。また雛祭りの日にもかかわらず参加された多数の会員とご家族の方に心よりお礼を述べておきたい。

主催:
京都東ロータリークラブ、吉田山の里山を再生する会、吉田氏子講社

協賛:
吉田山を美しくする会、吉田神社/ボーイスカウト京都第42団、吉田学区各種団体連絡協議会、京都・薪ストーブ友の会