ミャンマー車椅子寄贈事業を行いました

世界社会奉仕委員会委員長 松村 匡利

3月6日にミャンマーのPeople’s Health Foundation(国民健康財団)の事務所で車椅子の贈呈式を行われました。このミャンマー車椅子寄贈事業は、故濱島義博先生のご尽力でミャンマー保健省並びに現地の医療機関にNPO法人日本ミャンマー医療人育成支援協会の岡田茂先生に窓口になっていただき、栃岡年度から車椅子寄贈が行われて今回で4回目になります。贈呈式は非常に盛大で現地のテレビ、新聞などの取材を受け、贈呈式にはNPO法人日本ミャンマー医療人育成支援協会岡田先生はじめその関係者が出席されました。

車椅子の多くはモン州の医療の行き届かない場所に寄贈され、その内訳はモン州のTownship hospital (政府系のベッド数20程度の郡部に散在している病院)の10か所の施設に2台ずつで小計20台、他のモン州の3つの病院に2台ずつの6台、さらにCetanaクリニック(政府関係の医療機関が不足している地域を重点的にこの財団が提供している医療施設)のヤンゴンの2つの施設に1台ずつの2台、マンダレーの2つの施設に1台ずつの2台、合計30台の車椅子の寄贈が行われました。30台全てその後People’s Health Foundationの方でそれぞれの施設に配分されます。 今年度は地区のロータリー財団の補助金を受ける事ができ、例年に増して様々な病院や施設に贈られました。今回も岡田茂先生の御指導のもとミャンマー車椅子寄贈事業が無事終了した事をご報告申し上げます。